「萌音~‼︎急にいなくなっちゃって、どうしたの⁉︎心配したよ~。」 「ちょっと、お腹がいたくなって…」 亜子には適当にごまかした。 せめて、体育会が終わるまでは…。 このことは亜子に秘密にしておこう。 そうしたほうが、私も気持ちが楽な気がするから。