そんなこんなしているうちに
あっという間に集まりのある放課後になり…
ニヤニヤしている沙織に見送られて
私は図書室に向かった。
入ってみると、やっぱり四之宮くんはまだいない。
…騒がれるのが、嫌なのかな?
イケメンも大変だ…。
そしていつものように四之宮くんは始まるギリギリに来て私の隣に座った。
「えー、ではこれから委員会を始めます。面倒なんでさっさと決めていこう。もう知ってると思いますが、図書委員は一年生に週1で昼休みに当番をしてもらいます。後で聞くから何曜日がいいかクラスごとに話してください。」
おお〜!さすが3年生!
スラスラ言葉がでてくる会長さん、
すごい!!
なんて関心してる場合じゃない。
話合わなきゃ、四之宮くんと。
