「ごちそうさまー」 「今日もおいしかったです」 「お粗末様ー。優馬くん、また食べにきてね。」 「はい」 私がソファ付近に置いた荷物を持って2階にある部屋に行こうとしたら、お母さんにこう言われた。 「ゆい。これからお母さんお父さんのとこいってくるから。優馬くんと留守番頼める?」 「いいけど…いつ帰ってくる?」 「たぶん、はやくて明日の昼間かしら」 「わかったー。いってらっしゃい」 「ありがとう。優馬くんもよらしく頼むわね」 「はい」 お母さんは優馬に申し訳なく言うと、出かけて行った。