「今日は俺らもガキ使見よ〜か言うとったんよ」
「やから、俺は香澄の隣〜♪」
「あ、俺の香澄やぞ!なにしとんねん!」


なんかよくわからんけど、うちの隣を巡って争いが行われた。

てか、


「お兄ちゃんにはほのかおるやろ」


うちはそう言って頭を叩いた。


「も〜照れなくてええのに〜」
「ま、とりあえずあんたら向こう行って。聞こえへん」


周りにおったチビたちも迷惑そうな顔をして2人を睨む。


「大毅と流星うっさい!」
「お酒臭い!」
「あっちいってて!」


あはは…
チビからのものすごい非難。

大毅と流星はしょげてお母さんたちの方へ戻っていった。