「え…ほんま?」
「ほんまやなかったらこんなこと言わへんもん」


私が言った瞬間、流星くんに抱きしめられた。


「なんでさっき言ってくれなかったん」
「言えへんかったの。」
「なんでやねん」


私たちは、笑いあった。




「まったくー。路上でなにしとんねんバカップル」


声のした方をみると…


「香澄!」

クラスの男子の集団と歩いてる香澄にあった。