生まれ変わっても会いたいです



「兄さん、気絶してるみたい
なんだけど....」

「周りに親らしい人もいないんだよな....」


辺りは人はいないと思わせるほど
静かだった


「....流石に、この街の中に置いてくのは
可哀想」

「...とりあえず、その子も連れて
家に帰ろうか」


兄さんはその子供を前に
抱え込むようにして僕と急いで
家に帰った