俺は玲香にこう言った

「俺の話を聞いてくれるか?。」

あいつはコクンと頷いた。

俺は今までのことを話した。

玲香はびっくりしながらも俺の話を聞いた。

「玲香。済まない。俺の好きな奴は諒
なんだ…。」

すると玲香は驚かずにあたりまえのように

こう言った。

「知ってるよ?龍輝が諒君の事好きなこと。」

へ?

俺は動揺した。

「だって龍輝の顔見ていればすぐわかるよ
((クスッ」

「そっ…そうなのか」

「私の観察力舐めないでね?(笑)
まぁ、諒君とお幸せにね?
じゃあね。今までありがとう」


「あっ…あぁ。俺こそ今までありがとう。
そしてごめんな。」

いいのいいの。って玲香は言ったけど

目に涙をためているのはわかった。

これでよかったんだ。

そして俺は新たな気持ちを胸に、

下校した。

これからあんなことが起こるなんて思いもしなかった。