̄ ̄ ̄ ̄ ̄「はっ……」


また、同じ夢を見てしまった……
これだから、トラウマは……


目をギュッと閉じてまだ流れてくるフラッシュバックを必死に追い出そうとした。


「はぁ……」

一気に疲労感が襲ってくる。

いつもはこんな早く起きないのに……

疲れきった様に体は重くなり自然とまた布団にゴロンと寝転んでしまう。


どうせ、いつも夜までやる事も無いし、もう一眠りしようかな。


そう思い布団を頭から被ってカーテンから漏れる太陽の光を完全に遮る。



あれ?そう言えば私なんか忘れてないか?


ふと、そう思いパチッと目を開けてみる。

目の前は携帯。

頭から被ってる布団で光は完全に遮ってる。

そんな真っ暗な中、携帯がピコピコと光っては消え光っては消えを繰り返していた。


メール……?

また布団から起き上がり買ったばかりのまだ新品携帯を手に取りメール帳を開いてみる。


「え?」

届いているメールはただ一件。

送り主は……正樹と書かれている。

なんであいつが?久々に見る久々の名前を見て吃驚する。



取り敢えずメールの内容を確認しようとメールを開いてみる。


To.凪沙へ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
件名.なし
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おーい、起きてるか。

昨日言った通り今日から学校な!


制服は多分部屋に届いてると思うから、
後はお前次第で来いよ!
てか、絶対来い!分かったな?


じゃ!´-`)

正樹
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


え、は……?


今日から学校!?!


えぇぇ!しかも昨日言った通りって、


待って、意味わかんないよ!


頭の中パニック状態で。


取り敢えず昨日の事を思い出してみる!




目をつぶって昨日起きてからの事を思い出してみた。