秀「もう暗いね 送っ‥‥‥」



凛「大丈夫。」



秀「え~?なんで?」



凛「秀哉の方が可愛いんだから危ない」



逆に私が送ってあげたいくらい



秀「別に僕、可愛くないし」



あっ、秀哉に“可愛い”は禁句だった



凛「とにかく一人で帰れるから大丈夫」



秀「うん‥‥。じゃあ、また明日!」



凛「じゃあね」



秀哉と私の家は真逆。



だから一緒に帰ったことは一度もない