もののけ横丁



「目覚め悪…………………………」


恭平は、冷や汗をかいていた。


昨日のことが、夢に出てきた。


そして、頭であの時の光景がリピートされている。


「くっそ………………学校行きたくねぇー。」


そうつぶやきながら天井を見上げた。


「おはよーございます。」


「あ、おはよう、恭平くん。」


恭平がリビングに顔を出すと、


毎朝、雅は1番に起きて朝食を作っている。


「恭平くん、いってらっしゃい」


雅はにこやかに微笑んで、恭平に弁当を手渡した。


「ありがとうございます、雅先輩。」


恭平は、ため息したい気持ちを飲み込むように、


微笑み返した。