*アイドル様とモデルちゃん*

びっくりして、思わず身体がこわばった。


「嘘だよ。…ちゃんと帰る。」

「…すみません。」

「なんで華蓮ちゃんが謝んの。」


幸村君は優しく笑って

あたしの身体を離した。


「幸村君っ…。」

「煇。」