ハジマリはバレンタイン

しゃがんでドアの隙間から除き混んでたから、不審者に思ったかな?


背の高い松村先輩が立って、見下ろされる形になっていた。


「あ、あ、いや、えっと、あなたです!お話したいことがあって!」


「…?なに?」


「佐伯 麻里菜のことなんですけど!」


松村先輩が眉を潜めるのが分かった。


「告白、されたと思うんですけど、なんで断ったのかなっていうか、えっと、どう思ってるのか聞きたくて。あ、私友達なんですけど、、。」


言いたいことが上手く伝わらない。

でも、言わなきゃ。

伝えたい。


私が麻里菜の力になりたい。