正反対ですから!【完】


朝、学校についてロッカーでローファーから学校指定の
スリッパに履き替える。冬の朝はびっくりするほど寒い。


「おう、大倉じゃん。おはよう。」

「あ、小野寺くん、おはよう。」


きっと素晴らしく寝起きの眠たそうな顔をしている私をみてフニャッと笑う小野寺くん。

小野寺春樹くん。中学が一緒で去年も今も同じクラスだ。…しかも加賀の親友であり、同じサッカー部。

みんなが陰キャをいじっているのを、黙って見ている人。参加もしなければ、止めるわけではない。まあ傍観者みたいな人。まあいじめる奴よりはまし。


唯一クラスで話せる男の子が小野寺くん。なんだか話しやすいオーラを持っていて、もともと陰キャの子にも凄く優しい人。

でも小野寺くんには彼女さんがいるから、私は特には異性としては見ていない。ただのクラスメート。