僕の心を奪ったのは男だった幼馴染でした



「あ!ゆず!もうご飯出来てるってさー!
楓も早くだってー!」


「あら、じゃあ早く行こうかな」


「てか椿うっせぇ…」



いつものようにダイニングルームへ行くと、テーブルの上には俺の好物のオムライス

テーブルの中心にはサラダボウルがあり、卵の黄色、トマトの赤、レタスやキャベツの緑が鮮やかに飾られていた



「柚月くん今日もゆっくりしていきなさい」


椿の父が優しく微笑む



その言葉に甘えて椅子に座り手を合わせ、いただきます。と呟いた