クールな彼と幼なじみの私


in.玄関


私は玄関に着くと急いでローファーを履き、玄関の前にある鏡で自分の姿を確認した。


「あぁーせっかく髪可愛くしたのにぃ…走ったからボサボサじゃん……はぁぁ~最悪だよ……」


私はため息を尽きながら、玄関の扉をゆっくりと開けた。


外に出ると生暖かい風がピューピューと吹いていた。

今は春、私”川上千春”は今日からピカピカの高校1年生になる。まぁ、初日から遅刻なのだけれど……。



「はぁ~これから、どうしよっかな……今から行っても無駄だしな……まぁ一旦行くかぁー考えるのはそれからにしよーっと‼︎」


あ、ちなみに私の高校は、”華宮学園”という高校だ。

別にエリート高とかそんなんじゃない。ただの平凡いや、平均より少し数値の高い高校だ。


でも華宮学園に入りたがっている人は、結構多いらしい。その理由は3つある。

1つ目は、とにかく校内が広いということ。

2つ目は、学食が安くて豪華‼︎そして、安いということ。

3つ目は、制服が可愛いということだ。私がこの高校に入ったのだって、その理由だ。

まぁ私の場合他の理由もあるのだけれど……。