「あれ?」


「どうしたの?」


「もう私のこと招待した?」


利紗は言いながら私にスマホ画面を向ける。
そこには私が利紗をこのゲームに招待したことを示すメールがあった。


「なにもしてないよ?」


「そうなの? まあ、いっか。どうせ私もやろうと思ってたし」


そこまで深く考えずに利紗もゲームをインストールした。


私はというと、今夜が楽しみで仕方なかった。
このゲームは、何故か夜の間しかできないらしい。