ビーデルは武道会でスポポビッチと戦うことになった。へそのくすぐったさを克服できなくても、くすぐられなければいいとビーデルは思った。しかし、世の中は甘くなかった。スポポビッチに超能力をかけられて動けなくなった。
「まさか…」
そう、スポポビッチは鳥の羽根を持っていた。まずスポポビッチはビーデルの鼻の穴に鳥の羽根先を入れてかき混ぜた。
「ヘクション！」
ビーデルはくしゃみをした。そのままもう一度鼻の穴に鳥の羽根先を入れてかき混ぜた。
「ブヘックシュン！！」
さらに大きなくしゃみが出た。鼻水が出そうになったが、ギリギリでこらえた。
涙は少し出た。
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
スポポビッチがビーデルのへそをまだくすぐっていないのに言い始める。ビーデルはへそをくすぐられる恐怖で震えた。
あまりの恐怖でさらに涙がこぼれてきた。
「泣くなって。今笑わせてやるから」
スポポビッチはビーデルの服をめくった。そして、へそが丸見えになった。
もちろん、鳥の羽根は待ち構えてたかのように、先っぽをへその穴に入れさせ滑らせ、へそをくすぐったくさせた。ビーデルはへそのくすぐったさを感じて死にかけていた。
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…」
「ぎゃははははははははははははは！！
ひひひひひひひひひひひひひひひ！！わ
はははははははははははははははははははははははは！！！」
へそを鳥の羽根でくすぐられて半分泣いて半分笑っている、かわいい女の子ビーデル。スポポビッチに敗れる。完。