10分くらい歩き進めると少し開けた場所があった


そこには社があり、周りには札や文字がびっしりついている。


扉には開かないように札がたくさん張ってある



社の前には鳥居と思われる小さなものがあって、その足元には白い紙で作られたような縄がついていた


まずはこの社から調べないとな


私はゆっくりその社に近づいた


社の前の鳥居に触れるとびりっとした感覚がした


「いたっ.......これは....」


触れたとこには札がついていてそこだけ黒くなっていた


なんだ、これは....


まず、この鳥居を見ようと思ったとき、後ろから凄い風が吹いた


「....っ!」



その勢いで誤って鳥居の縄を切ってしまった。


不味い、そう思った矢先、社の扉が開き、中から引き寄せられるように足が社の中へと進む。


入ってはいけない。本能的にそう感じた。


しかし、私の足は社の中へと入っていった


そして扉が閉まり、私はすっと意識がなくなった



記憶がなくなる前、何かの笑い声が聞こえた