『今日からお前は俺の女だ。 虎太郎にだって邪魔されねぇ。 俺を好きになれよ。』 にかって笑った遼。 ドキドキする自分に戸惑いながらも、こいつを好きになれたらどんなに素敵だろうかと思った。 その後、遼はバイクの後ろに私を乗せて安全運転で家の近くの店まで送ってくれた。 『じゃぁ、気を付けろよ。』 そう言った遼はバイクを華麗に操って溜まり場の方へ向かっていった。