つよがり






「ん?」

うっすらと重い瞼を上げる

・・・・ここどこ?




「あ、ゆーう!起きたぞーっ!」


この男、誰?

真っ赤な炎のような髪

綺麗だと、思った





「おい、お前大丈夫か!?」


次に視界に入ってきたのは

あの男だった


「くろき、ゆう、、、?」

「っ、、っ!?」


ほんと、なんなんだコイツ


「なんで、赤くなる?」

「いや、だってよ。覚えてねぇと思ってたからよ」



「はぁ、覚えてるに決まってるだろう」

「・・・・・・・・」

「?どうした」


なんだ急に黙って