つよがり



「これで最後だ、答えろ」


「いや、よ。

優には関係ないじゃない。答える必要はないわ」





すると、優がふっと笑い

夏芽から手を離して

ぐるりと室内にいる全員を見て言った





「関係なくねぇよ。


俺はアイツに惚れた、アイツを俺のモンにする。


葵、夏芽が教えんねぇなら、、、



・・・白お前、調べろ。いや、調べてくれ」






「いいよ。

優に頼まれたんじゃ断れないしね。

明日の朝教えるから、皆今日は眠って?

特に優、久しぶりに本気だして疲れたんでしょ?」





「あぁ、サンキュ。

じゃ寝る。葵、お前は夏芽と帰れ。

翠と炎も早めに寝ろよ」





ふわぁっと欠伸をした優は

近くにあったソファーに横になり眠った





「翠、俺らも寝るぞ。

あと、葵お前らが何を隠してんのか知んねぇけど、俺らはお前の仲間だ。

お前らを受け止めるぐらいできる。

じゃあ、それだけだ。また明日な」