つよがり



「っは、、はぁっ、、、」



身体、動かねぇ


コンクリートの冷たさが


今はありがたい





「おーい。大丈夫か?」



ヒョイっと僕の視界に入ってきたのは




「くろき、、っはぁ。僕の視界に入るな、はぁ、、はぁ殴るぞ」



「好きな女が、はぁはぁ言ってるの、、、何かイイなっ」





こんの、、、っ!!





「変態がっ!!!!」


「うおっ、あっぶねー。急に殴んなよ」




外れたか




「今度は当てる」




そう言って立とうとすると・・・


ふらっ



っ、、やばっ





「セーフ!、、、だろ?」


「チッ、くろきか」


「ちょっ何で舌打ち?!俺じゃない奴に支えて欲しかったのか!?」






コイツ以外、か


脳裏に浮かんだのは




・・・・真那斗(マナト)




そして、葵、兄さん、姉さん






「チッ」



何でだ、何で出てくる







葵も姉さんも兄さんも、僕をいや、私を見殺しにした



真那斗も僕を捨てた



なのに、なぜ頭に浮かぶ?