つよがり


「そうか。くろき、ゆう・・・これ返す」


「ちょっ、おい!何してんの!?」



そう言った

くろきゆうは慌てながら

僕の服を下に引っ張る



「なぜそんなに慌ててる?」

「慌てるだろっ!」

「服を脱ぐだけだろ?」


それだけなのに

なぜ慌てる?



「っ、あのなぁ。俺、男なの!コイツ等も男なの!分かる!?」



ビシッと後から入って来た

えん達を指す



「あぁ、男だな」




いまさらどうした?




「襲われても知んねえよ!?」


あぁ、そう言う事か



「ハハっ」


冷たい笑いがでた



「襲いたいなら襲えば?」

「は?」