つよがり



「久しぶりだね。葵(アオ)」


僕が床に立つ事でギシリとベットが軋んだ


「っ、、、」


僕が近付いて行くにつれて

葵の顔が歪む


そっと葵の頬を撫でた



「ねぇ、葵?」

「、、、っ」



「どうして「葵くん、イジメないで!」」


はぁ、次々となんなんだ



「貴方は、誰?」

「僕は、瀬戸川翠(セトガワ スイ)!」

「そう。せとがわ、すい?僕はイジメてないよ?」

「だけど、葵くん泣きそうだった!」



泣きそう?

それはこっちのセリフだわ




「優と炎も何か言っ「翠、優、炎。悪ぃがちょっと出ていっててくんねぇか?」、、、葵くん?」



「あぁ。翠、優いくぞ」





えんと言う人の言葉で

すいと、ゆうは出ていった