鈴の思いがけない嘘に、私は頷くしか無かった。
…上手く誤魔化せたかな。
「へえ…そうなんだ」
「大変なんだね」
ほ、良かった、槇も藺子も、納得してくれたみたい。
…皆、ごめんね!
いつか、話してあげられる時が、きっとある筈だから……。
「じゃあ佳奈は、他の簡単な魔法とかもわかんないかな?」
槇が心配そうに聞いてきた。
「それなら、私がベッドとかメーキングしてあげようか?」
今度は藺子がそう言いながら、私のベッドを魔法でメーキングしてくれた。
これも、魔法じゃないとメーキング出来ないらしい。
これは、当分やってもらわなきゃ出来ないかも…。
鈴も、上手な理由作ってくれたなぁ。
魔法が、あまり発達してない国も、中にはあるんだ。


