おっさんも元気良く答えて作っていく。目をきらきらさせながら見ている祈璃を見て、笑ってしまった。
「ね、焼きそばとお好み焼き半分こしよう」
藤沢さんの提案にどう返事をしたものか、と一瞬考えて、ぐいっと腕を組まれる。うん? と藤沢さんの方を見た。
何故か引っ張られてその列を出て、どんどん進んでいく。祈璃を振り返るも綿あめに夢中だった。
変にそれを振り解くと、藤沢さんごと振り払いそうになる。人混みを抜けて立ち止まると、普通に止まった。
「なに……」
するりと腕が離される。
振り向く顔に、笑顔。
アネゴ、"これ"のどこが似てるって?



