「サンタ?何言ってんのお前何歳児」 「サンタさんが来たの!でもあたしが思ってたプレゼントと違うの!」 は?と首を傾げる亮。 それもそうだよね。 あたしは勢いあまってサンタさん宛に書いた紙の裏を亮に見せた。 「ほら、これ見て!これサンタさんが書いてくれたの!」 亮はその紙を取り上げるとあたしが願い事を書いた方の面を見て眉を顰めた。 「素敵な彼氏…ねぇ〜」 「ちょ、ちょっと…」 亮はベッドに腰をかけ、ニヤリと笑った。 「俺がプレゼントってこと?」