苦笑いで言う美和ちゃんだけど、その表情はどこか寂しそうで。 「パーティーに参加できるから、それなりに裕福ではあるんだけど……」 「それだと、みんなに世界が違うって言われる」 その後に続く言葉がなぜか分かって、口からこぼれてしまう。 「分かるんですの?もしかして、あなたも……」 「まぁ、そんなこともありますよね。でも、あたしはあまり気にしないようにしてます」 気にしたってしょうがない。 生まれてきた時からあったものだから。