続・新選組と時を越えた少女

慌てて後ろにいた隊士に聞いたが、誰も知らないと言った。


(クソッ!隣に来てもらうべきだった)


僕は自分への苛立ちを抑えて雪菜を探しに行った。


しかしどこ探しても雪菜の姿はなく、途方に暮れていたとき、一人の男がこちらに向かって歩いてきた。