私は振り向くのが怖かったからそのまま動かずにいた。


しかし、その人は力ずくで私を振り向かせた。


そこには、海賊みたいな格好をした、頬にキズのある男が立っていた。


雪「わ、私に何か用ですか?」


恐る恐る聞くと、その男は口角を上げてこう言い放った。