夏休みが早くも終わり
クラスの男女ともどもとても仲良くなり
いよいよ新学期!!

ーガラガラっ

「おはよ〜♪」

しーん……

え?なにこれ。
私…なんか変なこと言った?

「おは…よ?」

私はもう一度言った

「ねぇ、美香ちゃん。龍くんと付き合ってるの?」

へ?

「龍くんって坂本くん?」

「坂本しかいねぇだろ。つきあってんの?どうなん?」

なんで…こんなことが?

今、私の知らないとこで何が起こってるの?

「つきあってないよ?」

「うそつかないでっ!私知ってるんだよぉ?龍くんが告白して美香ちゃんがおっけ〜したの。」

「美香ちん…」

千穂ちゃん…っ

「美香ちん、本当に付き合ってるの?」

確か…千穂ちゃん、坂本くんファンクラブ入ってたっけ…

「つきあってないよ?」

「本当に?噂では内密にしようって…」

誰がそんなことをっ!

「美香っ!」

愛!
助け、神様がきたー!すくってー

「ちょっときてっ!」

「私も話したいことが… 」

「いいからっ!」

そう言って強引に一回の電光掲示板の前まで来た

「ほらっこれ見て…噂の原因はこれなのこれが、付き合ってる証拠なの」