あれから、しばらく経った。 今日も一日が始まる。家を出ると目の前にいるのは。 「おはよう。淋」 「おはよう、、紫音くん。」 冬夜くんじゃない。紫苑くん。 「行こっか淋」 「うん。。」 紫音くんはにこりと微笑みながら、私の手を握ってからませてくる。 嫌でももう慣れてしまった。