「淋………アイツには気をつけろ」
「………え、…うん、、気を付けるね…」
冬夜君の言葉に私はしっかり頷いて手を握った。
きっと、、大丈夫だよね?
私はそう、しっかり自分に言い聞かせた。
「にしても、、四宮が淋に急に絡むなんて何を考えてんだ…」
「冬夜くん、、、」
お弁当を二人で食べながら私達はお話をする。
この時間が一番楽しい。
「何かあったら、すぐ俺に言えよ…」
そう、冬夜君は言って私の頭を撫でる。
頬に熱が籠っていく私を見て冬夜君はクスッと微笑む。
「ありがとう…冬夜くん」
「いやいや、当たり前だって」
私の言葉に、ははって笑う冬夜くん。


