「「ご馳走さまでした」」 案外早く食べ終わり昼休み終了まで後15分はある。 「そんじゃ話してあげようかな♪」 香はニコッと微笑む。 「あのね私達が付き合い始めたのは淋も知っているよう高校一年生から……あの頃は楽しかったなぁ~」 香はうんうんと、自分で頷く。 「けれどね…そんな幸せは早く崩れたわ…あれは春休みの頃ね…」 ―――――――― 「修也いるかなぁ…」 私はルンルン気分で修也の家の前にいた。 そして、チャイムを押すが何回押しても誰もでない。