犬系男子を被った王子様




すると、私の後ろの席で…


「おはよう、猫宮さん」


「?お、おはよう、、え~と四宮君、、」



クラスで犬川君の次に格好いい?
四宮紫音(シノミヤシオン)君が話しかけてきた。


あんまり、話したことがないので私は少し声を途切れ途切れに話す。



「そんな怖がらないで、それにしても、名前を覚えてくれてて嬉しいな…」


「い、いえ、そんなことは、、」



それでも、少し私の人見知りが発動する。
すると、紫音君はクスッと微笑み…。



「猫宮さん可愛い~、そうだ!俺と友達にならない?」


「と、友達?」



私が聞き返すと紫音君頷く。
そして、


「俺ずっと猫宮さんと友達になりたいって思ってたんだ!改めてよろしくね猫宮さん!俺のことは紫音って呼んで!それじゃあ」



半場強制的に終わったこの出来事。