WILL ~あなたの願い、叶えます~

小馬鹿にして、笑い飛ばそうとした。
だけどホントは、


「もう、出来るけど。――しない」


……足が触れた時に、気付いてた。
今なら彼は、本当に、しようと思えば『出来る』のだと。


「なんで……」

「もっと力抜いてろよ。すっぴんの方が可愛いって言ったろ?」


ほら、と、片腕を、私の首の下に滑り込ませて。


「今日だけな。無理やり付き合わせた礼。ただ甘えさせてやるって言ってんの」