WILL ~あなたの願い、叶えます~

覆っていた頼りないバスローブは布団の下で肌蹴ているのかも知れない。
そう思ったら、無性に恥ずかしい。


「……しないから。大丈夫」

言い聞かせるようにそう言って、髪を撫でられた。


『何もしない』なんて、手を出す男の常套句みたいなもんだ。
そんな安い台詞を、言って欲しくなかった。


「なに、が……しないんじゃなくて、出来ないんでしょ」