WILL ~あなたの願い、叶えます~

妙に気恥ずかしくて、彼のために空けたスペースには背を向けていたはずなのに、その恐ろしくタイミングを読まない台詞に思わず身を捻る。

枕に頬杖ついて、半身こちらに開いた男が笑っているのが、暗がりの中でも分かった。

明かりの下で見ていたよりも、ライトが落ちた薄闇で毛布の下に見える裸の上半身の方がやたら色気があるのは、ちょっとした誤算だった。

胸板、鎖骨、喉仏。
どこを見てもどんどん赤面していく気がして目を伏せると、男が笑いを噛み殺した。