WILL ~あなたの願い、叶えます~

「あんた、さ」


ギシ、とスプリングがしなって、部屋のライトが落ちた。

どきりとする。
恋してる女じゃあるまいし、と思っても、心臓の動きなんて自由意志ではどうにもならない。


毛布の下に少しだけ外気が滑りこんで、彼の気配がすぐ隣に侵入した。
来てくれたんだ、と、その瞬間安堵に包まれたのが不思議だった。


「すっぴんの方が可愛いね」

「……はっ!?」