WILL ~あなたの願い、叶えます~

「寝る時くらい、脱ぐつもりだったんだけど」


試すつもりなのか。
上からにやりと細めた目で見下ろしてくる男が、履いていたパンツの腰のあたりを引っ張りながらそう言った。


「いんじゃない別に、楽な恰好で寝れば。あ、手伝おうか?」


怯まずに言い返しながらパンツに手をかけようとすると、「馬鹿」と笑われた。
楽しそうに。

だから私は、『言ってはいけないこと』を言ってしまったのだとは思わずに済んだのだ。