WILL ~あなたの願い、叶えます~

雰囲気なんて欠片もなかった。

私は煙草をふかしたまんま。
男は他の女に未練たらたらで、品の無い言葉でお互いを罵りあって。


なのに触れている部分だけがやたらと熱を持って、このまま流されたいと思っている自分がいる。


「慰めてやろうか?」

「冗談……欲求不満で慰めが必要なのはそっちでしょ」


同情のセックスほど虚しいものはない。
あり得るとしたら、私が『してやる』ほうだ。