WILL ~あなたの願い、叶えます~

「何飲む?」と言いながら、彼は冷蔵庫を開ける。
適当にお酒を選ぼうとする彼を制して、テーブルの上の水を取った。


「お酒はもういい、明日に障る」

「なんだ、付き合えよ」

「めんどくさー……」


この人だって接客業のくせに、酔いも匂いも抜けきらないんじゃないだろうか。
少しだけ心配になるが、思い直す。

自業自得だ、知ったこっちゃない。