どっちが先に酔い潰れたのか、よく分からない。
いや分からないってことは、私が先だったのかもしれない。
だけど終電の時間を教えに店主が近付いてきて辛うじて意識を取り戻した時、目の前の男は徳利を片手に握りしめたままテーブルに突っ伏して寝息を立てていた。
別に、タクシーでも帰れない距離ではない。
けど、ただでさえ出費の嵩むウィンターシーズンだ。
出来れば無駄な出費は防ぎたい、つまり終電には乗りたい。
いや分からないってことは、私が先だったのかもしれない。
だけど終電の時間を教えに店主が近付いてきて辛うじて意識を取り戻した時、目の前の男は徳利を片手に握りしめたままテーブルに突っ伏して寝息を立てていた。
別に、タクシーでも帰れない距離ではない。
けど、ただでさえ出費の嵩むウィンターシーズンだ。
出来れば無駄な出費は防ぎたい、つまり終電には乗りたい。


