WILL ~あなたの願い、叶えます~

軽々しく『セフレ』とか口にした私に目を白黒させて、むせて咳き込んで、よっぽど衝撃だったのか『マジで引くわ』と顔を引きつらせて、警戒心剥き出しで彼はにっこり笑った。
『サークル内にセフレは作んないでね』と。


まあそんな彼が無残にも例の彼女に撃沈して、なんの因果か――いや因果応報と言うか、それを半分私のせいってことで逆恨みされている。


クリスマスに呼び出されたのは決して甘い目的なんかではなく、


「……うわ、もうちょっとお洒落な店考えといてよ。クリスマスに赤暖簾って」

「っせえ、十分だ。旨いんだぞここ、小汚ぇけど」


――フラれたての彼の、ヤケ酒の付き合いだ。