WILL ~あなたの願い、叶えます~

最後にまた、舌打ち。
ガキだな、ガキだよ。
ただの子ども。

そんなガキどもに。


「振りまわされたなあ、俺も」


1人になった途端、冷気が襲ってきて身震いした。
吐き出した声は、高い空に飲み込まれて消えていく。

車に戻って、もう一眠りしたいところだけど。

さすがにもう、一刻も早くこの場から立ち去りたい思いの方がずっと強い。


「……上手くやれよ」