WILL ~あなたの願い、叶えます~

今ここに圭輔がいないことが、こんなにも痛い。

沁みる、沁みる、沁みる。


焦がれたはずの素敵なロッジに、望んだイブに泊まれるというのに。

キラキラと輝くイルミネーションに、心が抉られる。


優しそうなオーナーが話しかけてきても、奥さんお手製の美味しそうな手料理も、ほとんど上の空で。

暖炉の火で暖かい部屋の外、窓の向こうはいつの間にか小雪がちらついた。

ホワイトクリスマス、とか。
神様は、結構残酷。