WILL ~あなたの願い、叶えます~

「でも、会ってないんでしょ。どうするの?」

射抜かれるような真剣な瞳とかち合った。


「ねえ、由紀ちゃん……」

「まあ、それはそれ、これはこれってことで」

――逃げる。

「店長、灰皿いりますね?」

口実を付けて。

「七瀬、ちょ」

聞こえない、フリして。


……お願いだから、そこはもう。
放っておいて。

私と圭輔の、問題なんだから。