WILL ~あなたの願い、叶えます~

気管にでも何か入ったのか、何度も咳き込みながら煙草の吸殻を灰皿に押しつぶす。

「……てかもう、乗ってください。思ってたような話じゃないみたいなんで。積み込み終わったんでしょ」

寒いし。
閉め出しますよ。
脅すように言ってみたけど、ぎょっと目を剥いた店長は車内を覗きこんで後ろの2人に伺いを立てる。


「あの、込み入った女子トークみたいですけど。おじさんは、聞いてもいいんでしょうか」

その可笑しな言い草に。
私だけじゃなく、後ろもとても堪え切れなかったようだ。