「どっちなの?」
回りくどいのはいやだった。
あの日圭輔の部屋に泊まったのはどっちなのか。
まずはそこからだ。
「……圭輔の部屋に、泊めてもらったのは私」
そう言ったのは竹内みどりのほうで。
大人しめで気の弱い香奈ちゃんがそんなことするわけないとどこかで思っていたから、案の定、だ。
「でも何にもないのよ、本当に。理由があるの」
「……じゃなきゃ、香奈ちゃんまで一緒にここには来てないよね」
目に涙を浮かべる香奈ちゃんを見たら、自分が苛めているような気分になってくる。
回りくどいのはいやだった。
あの日圭輔の部屋に泊まったのはどっちなのか。
まずはそこからだ。
「……圭輔の部屋に、泊めてもらったのは私」
そう言ったのは竹内みどりのほうで。
大人しめで気の弱い香奈ちゃんがそんなことするわけないとどこかで思っていたから、案の定、だ。
「でも何にもないのよ、本当に。理由があるの」
「……じゃなきゃ、香奈ちゃんまで一緒にここには来てないよね」
目に涙を浮かべる香奈ちゃんを見たら、自分が苛めているような気分になってくる。


