WILL ~あなたの願い、叶えます~

「で」

ドアを開け放したまま、後部座席を振り返る。

「話って?」

後ろの2人が、顔を合わせて頷き合った。

「あの日のことを。ちゃんと説明させて欲しいの」

竹内みどりが、頭を下げる。

「由紀ちゃん、全部誤解なのよ。私たちが、全部いけなかったの」

望月香奈は、泣き出しそうだった。